2015 年夏

ハイフォンの Lach Huyen ブリッジにジオシンセティックスを採用

トンキン湾に程近いハイフォンで、ベトナム最長の海上橋の建設が進んでいます。 この大規模インフラプロジェクトでは、ベトナム北部に新たな深水港を建造するとともに、高速道路の建設も進められます。 TenCate 製のジオシンセティックスが作業プラットホーム、浚渫廃物封じ込め施設、砂一時保管所の建設に使用されます。 

カットハイ島の東側に建設される Lach Huyen の新しい港には、大型コンテナ船の停泊も可能になるため、政府は積み替え需要の増加を期待しています。 全長 15.6 km の新しい幹線道路は、本土のハノイ - ハイフォン間の高速道路を Lach Huyen 港に接続します。 建設が進む長さ 5.4 km の橋は、橋脚によって 84 区画を支える構造です。バクダン川とカム川の河口合流地点の上を接続道路が走ります。 橋の一部は 0.5 km にわたって航路をまたいでいます。

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建設プラットフォームの作業(東に向かって)

この橋を建設するために、2 つの工事用プラットフォームが埋め立てられました。幅は 26 m で、総全長は 4.1 km に及びます。 このプラットフォームで、TenCate Geotube® 技術が活用されています。 23.5 キロメートルの TenCate Geotube® コンテナは、それぞれの長さが 50 メートル、径は 4.6 ~ 9.5 メートルです。 作業プラットホームの建設には 500,000 ㎥ 以上の砂が必要です。 この砂はすぐ近くの場所から採取され、架橋近くの貯蔵所に保管されます。 

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建設プラットホームの作業(西に向かって)

工事用プラットフォームの建設は 2014 年 9 月に開始され、2015 年 5 月中旬に完成しました。 標準長さが 15 メートル、外周 9.5 メートルの TenCate Geotube® コンテナも、600,000 ㎥ 容量の浚渫廃物封じ込め施設の周囲の堤に使われます。

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建設プラットホームの作業、TenCate Geotube® コンテナの列がはっきり見えます

TenCate Geotube® を活用して埋め立てられた作業プラットホームは、将来の埋め立てプロジェクトに組み入れられています。 

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この技術を使用したソリューションは、コスト削減と工期短縮に貢献するだけでなく、CO2 排出量の削減にもつながります。 現地で採取可能な砂が使われています。

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作業プラットホームを示す図、アクセスロード B とも呼ばれる(建設事業者「住友」提供) 

このプロジェクトに関する研究論文をご覧になれます。

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