2015 年

4 3月 2015

TenCate、JEC Europe 2015 でハイグレード複合材ソリューションを公開

先進複合素材の開発/製造をリードする TenCate Advanced Composites は、2015 年 3 月 10 ~ 12 日にパリで開催される JEC Europe 2015 展示会で、航空宇宙、自動車、産業用品市場に向けた最新の革新的な素材およびテクノロジーを展示する予定です。 TenCate は新しいハイグレード製品をいくつか発売するとともに、TenCate の先進複合材を活用する各種カスタマーアプリケーションを展示します。

TenCate ブース(F18、ホール 7.3)では、実物大の Thales GD LiveTV トライバンドレードーム、将来の ESA ミッションを想定した Airbus Defense and Space 次世代ソーラーパネル(最新の航空宇宙用プリプレグテクノロジーを使用)、熱可塑性複合材 TenCate Cetex® を使用して Daher Socata が製造した Airbus A380 エンジンパイロンカバーなどが展示されます。 また、TenCate ブースでは Kringlan 乗用車用熱可塑性ハイブリッドリムを含む熱硬化性および熱可塑性の自動車部品も展示されます。

最新の複合材製品
熱硬化性および熱可塑性複合材の新製品ラインナップを紹介します。

TenCate Cetex® TC1320 PEKK– 民間航空機向けに構造用部品から内装品まで幅広い用途で使用できる熱可塑性複合材です。 ハイグレードな TenCate Cetex® 素材で、難燃性、低吸湿性、優れた耐溶剤性、衝撃に強い抜群の靱性といった特長を備えています。

TenCate Cetex® TC912– PA6 熱可塑性素材で、自動車の構造部品および準構造部品の大量生産用途に幅広く対応。改良された機械特性と用途に合わせた織物構造を備えており、織物材としても UD 強化材としても提供しています。

TenCate TC275-1– TenCate の脱オートクレーブ/真空処理可能な構造用プリプレグの最新世代を代表するエポキシプリプレグです。 理想的な機械特性と取扱適性を兼ね備えていることから、現時点では一般航空分野の構造用途に使用されています。

TenCate E760– F1 やハイパフォーマンス車といった高温にさらされる過酷な条件化での構造用に開発された、極めて耐熱性の高い高靭性エポキシ樹脂システムです。

既存の複合材ソリューション
熱硬化性および熱可塑性複合材を使用した TenCate ソリューションには以下の製品があります。

Thales GD LiveTV 衛星通信レードーム– LiveTV 衛星通信レードーム一式です。 トライバンドレードームは、K、Ku、および Ka 帯域でのインターネット接続を提供することで、民間航空機が可能な限り広い信号帯域幅(つまり早い通信速度と高い接続性)を利用できるようにします。 エポキシベースの熱硬化性プリプレグ TenCate TC250 と石英ファブリックを利用して、コストパフォーマンスを維持しながら性能を高めています。 長さ約 2.7 m、幅約 1.2 m の衛星通信レードームです。

Airbus Defense and Space ARA MK4 ソーラーパネル– 衛星太陽電池アレイ用に開発された次世代の最先端パネル基板テクノロジー(実物大)。 ARA Mk4 パネルは今後、European Space Agency(欧州宇宙機関)のミッションに必要な太陽電池アレイに配置される予定です。TenCate が開発した次世代の航空宇宙用プリプレグが使用されています。

Airbus A380 エンジンパイロンカバー– Daher Socata が製造しているパネル。耐衝撃性、耐流動性、温度挙動、および FST 特性によって選ばれた熱可塑性複合素材 TenCate Cetex® が使用されています。 このパーツは、両方のエンジンにそれぞれ付属する A380 パイロンに各 50 枚あるパーツの 1 つです。

自動車用部品– TenCate 素材を使用した、高性能自動車用の熱硬化性および熱可塑性部品を数点展示する予定です。

世界進出
TenCate Advanced Composites の世界各地での保有設備や生産能力の概要を紹介します。 米国カリフォルニア州モーガンヒルを拠点とする北米では、熱硬化性および熱可塑性ユニテープ用の自社スリット設備について公表しています。 TenCate の精度の高いスリット機は、スリット幅 0.3175 ~ 0.095 cm(0.125 ~ 0.375 インチ)の 18 ステーショントラバース巻取装置を備えています。

英国ノッティンガム市ラングレーミルを拠点とするヨーロッパでは、熱硬化性化学システムの中核的研究拠点となりつつあります。現在、航空宇宙用途の熱硬化性複合素材の生産を開始するため、また既存の産業用品市場向けにファブリックと UD テープをベースとした製品を製造するために、ヨーロッパでの生産設備を拡張中です。


TenCate Advanced Composites
2015 年 3 月 4 日(水)、(オランダ・アルメロ)

Download: 150304 Press release TenCate Advanced Composites regarding high-grade composites solutions at JEC Europe 2015
Blue fabric (Tecawork Blue 65287)